顧問の先生が変わったら腰痛が治った話

私は高校生の頃、サッカー部に所属していたのですが、1年生の冬ごろから腰痛に悩むようになりました。同じサッカー部にも腰痛に悩んでいる部員は多数いたのですが、あくまで個人的な悩みだろうと思っていたこともあり、部活動自体に問題があるとは考えず、整体に通って電気治療したり、コルセットを巻いてサッカーをするという対応をとっていました。しかし、痛みを感じ始めてからは治るどころか、痛みが強くなっていく一方で、かなり無理をしてサッカーを続けていました。当時、サッカー日本代表の長友佑都選手が体幹トレーニングでヘルニアを治したという話が話題になっていたこともあり、体幹トレにも取り組んだものの、イマイチ腰痛への効果はなく、日が過ぎ去りました。そして、2年生の春になり、顧問の先生が変わりました。指導者が変わり、練習メニューもガラッと変わったのですが、それがきっかけで不思議なくらい腰痛が無くなっていきました。私だけでなく他の部員も同じような感じで腰痛が治っていき、部内で不思議現象が起こっていました。そして、部員同士で腰痛の原因について話し合った結果、結論が出ました。それは、前顧問が課していた「バージャンプドリブル」という練習に原因があるというものでした。なんと、前顧問のとき、私たちはろくにウォーミングアップもせずに、というよりも「バージャンプドリブル」をウォーミングアップ代わりとして練習をするくらい、身体を温めてから身体に負荷をかけるということを疎かにしていたのです。新しい顧問に変わり、練習メニューが変わってから始めてそのことに気づきました。なぜ気づかなかったかというと、腰痛は個人的な悩みであり、まさか共通の習慣に原因があるとは夢にも思ってなかったからです。慢性的な怪我をしたときは、特別な治療をするよりも習慣を見直す方が効果的なのだ、ということを学びました。
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